やり方・決まりを変えるということ ☆小さな改革から成功を生む☆
DX事業グループ菅原です。今日は自分の仕事を通して、なんとなく考えたことを文字にしてみました。
仕事のルールややり方を変えるということは、そう容易いことではない。
仮に新たな規則を決めるということは、規則に反したときは罰則規定が設けられるということだ。
仕事のやり方についても同じである。仕事のやり方を変えると今までと同じ様にはいかない。
良い意味で今までと変わるのであればいいのだが、今までよりも数倍時間がかかるようになるなど、不特定
多数の人に負担をお願いしなければならない事態が発生したり様々である。
もしもこれらを不十分な説明で実行するとどうなるか?
だいたい皆、想像がつくと思うが、今までだったら5分でできたことが30分かかった等、想定外のことが
起き不満の声が心の中で出る。不満の声が声として出ればまだ良いが、不満を内に秘められるとこれがまた
良くない方向に行ってしまう。仕事のやり方を変えるのはこれぐらいで済むが、規則となるとそうはいかない。
罰則があるから間違うと処分される人が出てしまうのだ。
国会の与党と野党での議論において、通告なしの質問に対して答えられない議員を責め立て、あたかも一本
取ったかのような光景と同じ訳にはいかないのである。
これから私は見積権限規定に追加の項目を設けるために準備を進めているが、承認を得た際には資料を掲載する
だけではなく、関係する皆には説明会の場を設け理解を深めてもらうつもりだ。そうすることで見積を作成する
側はルールを遵守しながら見積を作成するにはどれくらいの時間がかかるのか?バックキャスティングすること
ができる。効率よく無理のない業務を遂行するためには、大前提として周知の事実となって徹底されていること、
逆算できる業務になっていること、徹底され意識されていることが重要だと考える。
これからも時代の変遷と新しい働き方の要求に伴い変えていかなくてはならないことが大小様々、出てくるだろう。
どうやったら?徹底できるか?を常に想定し行動する側の立場に立って現状否定から働き方を変え、決めていきたい。
小さな改革の積み重ねが大改革を生み出し、イノベーションへと繋がっていくのだと思う。