2022.11.04
新卒理系が調べる法改正 ~個人情報保護法編~
DX事業グループI・Aです。
新卒理系が調べる法改正シリーズ第二弾は「個人情報保護法」です。
皆さんも一度は聞いたことがあるこの法律ですが、今回の改正での変更点はどのようなものなのか。
私なりにまとめていきます。
前回同様多少の間違いや手荒さがあるかもしれませんがご了承ください。
まずは個人情報保護法についての説明です。
個人情報保護法は要約すると、「個人情報の保護と活用のバランスを図るもの」です。
ここでバランスが保てていない場合を考えてみましょう。
個人情報が全て公開されている場合では企業が情報を活用することで個人に合った最高のサービスが受けられる可能性があります。
しかし、知られたくない情報も全て公開されることになります。
個人情報が全て秘密になっている場合は秘密は絶対に守られます。
ですが、必要最低限の情報も知ることができないので顧客に合ったサービスは不可能になります。
上記から保護と活用のバランスが大事であることが理解できます。
ここからは改正点とその目的です。
今回の改正点は6つ
- 本人の権利保護が強化される
- 事業者の責務が追加される
- 企業の特定分野を対象とする団体の認定団体制度が新設される
- データの利活用が促進される
- 法令違反に対するペナルティが強化される
- 外国の事業者に対する、報告徴収・立入検査などの罰則が追加される
改正の目標は5つ
- 個人の権利利益保護
- 保護と利用のバランス
- 国際的潮流との調和
- 海外事業者によるリスク変化への対応
- AI・ビックデータ時代への対応
上記に色々書きましたが、目的を要約すると「情報の活用と保護のバランスを現代に合わせる」ということです。
個人情報保護法をまとめると、
この法律は「個人情報の保護と活用のバランスを図るもの」
改正の目的は「個人情報の活用と保護のバランスを現代に合わせる」ということです。
少しでも個人情報保護法と今回の改正については理解できましたでしょうか。
今後もこのシリーズは続けていこうと思います。
では次回お会いしましょう。