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2020.12.21

鉄の街 室蘭を支えたSL

室蘭支店の石黒です。

数回にわたり、「鉄の街 室蘭」をキーワードにして

鉄人形・巨大ジンギスカン鍋など紹介してきましたが、

「ものづくりのまち」とも呼ばれていることはご存じでしょうか。

今回は、そう呼ばれるようになった「室蘭のあゆみ」について調べてみました。

それは、明治半ばに、この地に鉄道がひかれた事にはじまります。

北海道内陸部の産炭地域で採掘された石炭が運ばれ、そしてこの地から

船に積まれて送り出されました。

積み出された石炭は、戦前・戦後と日本の近代化や復興を支え

室蘭は「石炭積み出しのまち」として発展しました。

その発展に欠かせなかったのは「SL」と呼ばれた蒸気機関車でした。

 

写真は実際に昭和49年7月まで全道各地の物資の輸送を行い、その役目を終えた

蒸気機関車「D51560号」です。(現在は旧室蘭駅舎公園で展示されています。)

こちらの写真は、ご覧のとおり、少し小さめのSLですか、D51とは違い、

工場敷地内にひかれた線路を使い、荷物の運搬用に使われた「S205」です。

ある会社の敷地内に展示されていますが、あまり知られていませんので、

室蘭に来て是非、探して見てください。

皆さんも、自分の住んでいる街の事、調べてみてはいかがですか。

以外な発見があるかもしれませんよ。