クラウドすとれーじ?
クラウドとは?
クラウドとは読んで字のごとく空に浮かぶ雲。
IT業界でそう呼ばれ始めたのは2006年頃でネットワーク技術者が
ネットワークを図解で表現をするときに「雲」を描いて表現したことに由来すると
いわれています。
以前のパソコンの世界では、皆さんご記憶の通りフロッピーやMO、CD
などを使っていました。
少し昔話をします。
ストレージの歴史ははかなり古く始まりは1970年代以前
「DATテープ」が始まりだと思います。専用の記録用の磁気テープから
「カセットテープ」を使うものまでありました。精度が悪く読み取り中によくエラー
を起こしたものです。
70年代頃になると画期的なアイテムが登場します。
「フロッピーディスク」で容量は8インチFDDで0.12MB
かなり大きなフロッピーディスクでした。
次いで小型化されたおなじみ3.5インチFDDで容量が1.44MB。
読み取りも安定していて何といってもアクセスが抜群に早かったのを覚えています。
やがてパソコンの性能も向上し扱うデーター量も比例し増加します。
「光磁気DISK MO、CD」が登場します。
CDの容量は約700MBで飛躍的に容量が向上しました。当時レコードから
音楽業界はこのCDへと流れが変わり音質もアナログと比較し音域音質すべて向上した為、
レコードは一気に衰退していきました。
現在はどうでしょう?
HDDがまだ主流ですが、間もなくSSDに変わって行くでしょう。
HDDは2020年現在最大容量が18TB。年内には50TBまで
向上するといわれています。
つまり写真やアプリケーションの精度が上がるとその分だけ扱うデーターが
増加するわけです。今ではWEB上でそれをやり取りするわけですから、
保存領域、転送容量が不足してしまいます。
メールに添付できる量は大体いずれのプロバイダでも20~25MBです。
HDDに保存した友達や家族との思い出の動画をどうやって送りましょう?
動画ファイルは数百MBは当たり前。CDに焼きますか?
CDドライブが内蔵していないPCも今や普通です。USB?あぶないあぶない・・・
だからこそクラウドなんです。
苫小牧支店デバイス営業課 熊谷