2024.09.03 【改革途上】
気温27℃朝は涼しい火曜日☀️
新幹線にて朝刊を読む📰 1面に「働き方改革道半ば」勤務医の4人に1人が超過労働をしていると。
「働き方改革関連法」で残業時間の上限が決まった。大企業は2019、中小企業は2020、建設業は2024から原則360時間。医師と自動車運転は2024より原則960時間。2,3時間/日くらいか。
いくら法律で上限を決めても、医療の世界で長年染み付いた体質はそう簡単には変わらないだろう。実際、診療現場に影響が出ているという。
自分なりに考えてみた。例えば、医療機関の一本化をする。ICTで全ての医師の診療スケジュールをマネージメントする。軽い症状は通院しなくてもオンライン診療で対応する。
患者も医師を選り好みしない。ランダムに選ばれた医師の治療を受ける。マイナンバーで最新の診察投薬データが判るので初めての医師でも正しい判断が出せる。もし判断が難しい場合は、以前の担当に意見をもらう…ICTがいろいろな問題を合理的に解決する。
もちろん全てではないと思うが、何事もパーフェクトなどあり得ない。
日本は、何事においても自分の”ご贔屓”をつくりたがる。私だってそうかもしれない。だが、もう人に頼る個別対応には限界が来ているように思う。
働き方改革の真の目的は、労働者の健康維持および育児や介護などの事情を抱えた人を働きやすくすることだ。さらに人口減少も加わり、デジタル技術を駆使した手法に変えて行く事は必須だろう。
しかし、経営者ならびにトップのアタマの切り替えがなかなか進まない。それはDX活用だけでは無い。できれば現状をあまり変えずに、徐々に変わっていければいいな、と考える人があまりにも多い。それは私にもよく解るのだが。
また、企業側だけでなく、顧客もしくは患者のパラダイム転換も必要だ。双方の前向きな理解が無ければ改革はスムーズには進まない。もしソフトランディングするのなら。
だけど、時間もかけていられないのが現状だとすれば…一体何をどう決断するのか?
改革という言葉には血が流れるのが当たり前だ。勇気を持って、現状を切り捨てる覚悟がなければ改革はいつまでも進まない。どんな組織もいずれは衰退の道を辿るだろう。トップも従業員も目先の事だけではなく、もっと先々を見据えて行動したいモノだ。
【環境変化に応じて合理的な方向に進む】
31年、「働き方改革」を続けてきた人間のホンネである。
※オマケ
見返り美人かい⁉️🐩😁(笑)